ビデオクリップダービー 2010.03.10
アナログフィッシュ、ニューアルバム「Life Goes On」から「平行」のビデオクリップがtvk「ミュートマ」のビデオクリップダービーにエントリーされています!

「ビデオクリップダービー」とは:視聴者の方の投票によって決まるパワープッシュ制度。1位になると翌月にパワープッシュされます!是非一票を!!

<投票方法>
番組ホームページよりメールで投票して下さい
http://www.tvk-yokohama.com/mutoma/ (for PC)
関東甲信越メニュー→TV→tvk→Mutoma(for MOBILE)

<3月のエントリーアーティスト>
1.世界の終わり「幻の命」Lastrum
2.mudy on the 昨晩「moody pavilion」残響record
3. THE NOVEMBERS「Misstopia」DAIZAWA RECORDS/UK PROJECT
4. アナログフィッシュ「平行」P-VINE
5.ギターパンダ「サイコー」redrec/sputniklab.inc

締め切り3/26(金)
結果発表 3/31(水)

アルバム『Life Goes On』セルフライナーノーツ
track#5 平行
2010.03.10
州が脱退して、ビッツ君と木村さんと4人でライブをする事にも慣れ始めた時に、「これが4人のアナログフィッシュだ」というものを作ろうと思った、それにバンドでの作曲やアレンジ作業はどうしてもエゴのぶつかり合いになるので、お互いを良く知る機会にもなるし、一体感も生まれるだろうと思った。その頃音を重ねる事や自分で打ち込むことにもあまり夢中になれなくなって来ていて、音数を減らして、楽器と楽器の間にたっぷり距離があるような感じで、1ループと3ピースの音みたいな、シャープな事がやれたらいいなと漠然と考えていた。その時にふと思い出したのがこの曲でした。Rock is Harmonyの頃にかなり自分的には興奮して「シングル曲できたー。」みたいになってたのを、「まぁまぁ」みたいな感じでいつの間にかお蔵入りになってしまった曲でした。自分では気に入ってたのでたまに思い出しては弾いていたのですが、しっくりこず。その日もテキトーにリハーサルで弾いていたと思う。そしたらビッツ君がやってくれました。目からウロコ。大コーフン。それからはあれよあれよという間にできてしまいました。もともとギターだったフレーズが鍵盤になったのも大きかったです。リスナーとして自分の好きな音楽のエッセンスが詰め込まれています。ライブだとエモくなりがちですが、平行にまつわる歌詞なので音も徹底的に平行にしました。柳田さんの声もホントに素敵です。

年をとっただけなのか、昔は自分の人と違う所を一所懸命さがしたりしてたのに、いつの間にか人は一人一人違いすぎるほど違っている事に気づいて、違う所を探すどころか同じところが見当たらなくて、寂しくなったりもするけれどでも、解り合う事ができると思う。

とにかくビッツ君につきる。彼がこの曲に新しい命を吹き込んでくれたし、この曲はあの時やろうとしていたビッツ君と木村さんとの4人のアナログフィッシュの一つの答えだと思っている。とても気に入っている思い入れのある曲です。

下岡 晃

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音色やフレーズの組み合わせのチョイスにセンスを感じる曲です。ドラムに関してはゆる〜いドラムンベースといったところでしょうか。僕の勝手な解釈ですが、アナログフィッシュの曲で言うなれば「ナイトライダー2」の空気感をイメージして、かつ隙間のあるドラムを意識して叩きました。イントロ始まりや間奏の隙間のあるドラムは、一連の流れの中でスイッチをオン、オフするような感じをイメージして作りました。

僕はジャズとかテクノとかエレクトロニカとかポストロックみたいなジャンルの音楽が結構好きで、前述のドラムンベースっぽいドラムを生で再現したくて、スタジオの合間によく練習してました。その矢先、晃さんに「ビッツがいつもやってるそのフレーズをこの曲の雰囲気に合うようにあてはめてみて」と言われて、こんな感じかなとやってみたところ、感触がよかったのか、そのまま生かされてあのリズムができました。

エレピから始まるフレーズも、元々は晃さんがギターで作ったフレーズですが、木村さんにそれを任せたことで曲の雰囲気ががらっと変わりました。このエレピは、浮遊感のある雰囲気をつくるのになくてはならない存在になっています。そしてその間を縫うように動く健太郎さんのベースが曲のコントラストをいっそう際立たせています。ドラムとベースが抜けたり入ったり、一緒になったりするところとかも面白いです。

当時の4人のアイデア、センスと作曲者の采配が見事に噛み合った、4人時代の真骨頂ともいえる曲だと思います。

菱谷 昌弘

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平行と言うキーワードだけでとにかく描写の嵐。
ローズピアノやファズギターのフレーズまで演奏者の心を無視して平行感を描写している。
しかもミックスの楽器の配置もあまり交ぜ合わない振り切った配置。
でも、こうやって音楽として成り立っている。
いくら平行したとしても共存してしまうわけだから、これ以上答えを出そうとせず「交差する時を待つ」と言う考えも優しくて好き。
曲の持つ温度の5度くらい低いところで演奏しようと心掛けています。
でも、ジョン・マッケンタイアー的ドラムのアプローチと58秒付近のベースのフレーズがオクターブ低くなるところから思わず体が動いてしまう。

平行感を描写しただけでここまで意味深く感じてしまうのは、僕らの生活の中に交わらないものが溢れてて、心のどこかでもどかしく感じている証拠なんだろうな。

ちなみに僕が付けたこの曲のサブタイトルは「THE 晃」です。

木村 ひさし

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この曲はいつの日だったか晃が僕の家を訪ねてきて聞かせてくれたデモテープに入っていた一曲でした。

サビのフレーズがとても印象的でした。
『平行』と『交差』というキーワードがサビの中でじわじわスピード感を増していく感じがかっこいいなと思った。

それからしばらく寝かせてあったんですが、晃、ビッツ君と三人でスタジオに入った時、ビッツ君のドラムパターンが物凄くハマって、一気に出来ました。
それから木村さんも交えてアレンジして完成しました。
ビッツ君、木村さんとの四人編成の時の集大成とも言える曲だと思います。

晃とユニゾンで歌っているのはシンガーソングライターの柳田久美子さん。見事に平行してます。

佐々木 健太郎

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とにかく音が大好きです。全ての音がちゃんと聴こえてくる。すげー気持ちいい。内容とあいまって最高じゃないすか!
ドラムはビッツくんで、エンジニアの柏井日向さんによるとドラムを録音するマイクは2本しか立てていません。ビッツくんの頭の後ろに一本とキックに一本の計2本。そして殆ど頭の後ろのマイクの音しか出していないらしいです。
このドラムはビッツくんにしかできないと思ってて今は自分なりに演奏してます。ザ・菱谷。平行は確実にこの4人の音がしてる。バンドって素晴らしい。

余談ですがハイロウズのバームクーヘンというアルバムが僕は大好きなんだけど、確かドラムの録り方が似てて平行聴いてたら思い出した。

斉藤 州一郎


アルバム『Life Goes On』セルフライナーノーツ
track#4 Life goes on
2010.03.03
なんて事は無く、歌詞もメロディーも一緒に鼻歌歌ってたらできた歌でした。その頃何回か呼んでもらった弾き語りのライブで歌ったきりで放ってありました。
何故放っていたか、理由ははっきりは解らないけれど、1つはこのコード進行で曲がたくさん作れすぎるから(実際いっぱいある)新鮮に思わなかった事と、歌詞が照れくさかった事と、こういう事を自分がやる事だと思っていなかったしやれるとも思ってなかったからです。僕がアナログフィッシュでやりたかった事は、いつも感じるおかしさや違和感をメッセージだけじゃなく音や演奏や呼吸やブレイクやフレーズでじわじわ蒸発させるような事だったから。
きっかけは、Rock is Harmony 後にこの次はどんなことしようかと、ボーッと考えていた時にスタッフが、「あの曲やってみたら?」と言った事でした、最初はあまり乗り気じゃなかったけれど、そのうちどういうワケかやってみようと思い立ったのでした。そこでやってみなければずっとやらなかったと思う。その時の評判がよかったのと、なんか歌いながら感動してしまってライブの定番曲になっていった。なかなか書こうと思って書けるものじゃないけど、なにか少し許されるような前向きな気持ちになります。そしてそんな気分が少しづつ集まって、今回のアルバムができました。

シンプルな演奏ですが、アレンジが落ち着くまで1、2年かかった気がします。CDもかなりライブに近い感じになっています。

下岡 晃

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この曲を初めて聴いたのはかなり前で、秋葉原グッドマンというライブハウスで晃の弾き語りを見た時だったと思う。

各駅停車でも急行列車でも
降りる気がなければなにも終わりはしないんだよ

というフレーズが強烈に印象に残った。
それからバンドで組み立てていったんだけどしっくりくるアレンジに辿りつけなくてセッションしては頓挫、セッションしては頓挫。を繰り返していて、普通ならそういった曲はお蔵入りになってしまうんですが、晃はこの曲に何かを感じていたのか、機会がある度にセッションの場にこの曲を持ってきていました。
そして何年か経って再びこの曲をアレンジする事になったんですが、その時は晃がこの曲に対してある種確信をもったんだな、と感じました。

それからは早くて、アレンジも固まり、数年越しにようやくこの曲に日の目をあびさせる事ができました。

ライブで演奏するたびにこの曲に対する反応が返ってきて、アレンジも更に固まり、どんどん大事な曲になっていきました。

もうね、やりながらぐっちゃぐっちゃです。こころの中。
かなりコーラス部分が多いので、歌詞に自分を委ねて、メインボーカルくらいの気持ちで歌ってます。

佐々木 健太郎

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この曲の歌詞はできたときからたぶん変わってないのに、前にバンドでやったときとは違う感じがする。感じる僕のほうが変わったんだと思う。
子供のころに聴いてたものを大人になって聴いてみると違う感じがするじゃないですか。それと似てる。

久しぶりに望んだレコーディングでは昔よりもやるべきことに濁りがなく、僕の参加したどの曲もすぐに録り終えた。その中でもこの曲のドラムはやたら早かった。
今の気持ちで、はい前進します。はい止まります。はい歌います。はいまた前進します。それでは終わります。っていうような解釈でドラムは叩いてます。いい感じ。自分で言うな。

斉藤 州一郎

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人生は続いていく。初めはそんな当たり前のこと知ってると思ってしまうんだけど、曲を聴きながら歌詞を聞いていくたびに、言っていることが心に染みていって、最後には感動してしまう。そんな曲です。

この曲を聞くと、色んな事を思い出します。1年半くらい前にナツフィッシュをやらせてもらったとき、僕は本当に死に物狂いでたくさんの曲を覚えて、本番はおぼつかないながらもなんとかドラムをやりきりました。そしてアンコールの最後にこの曲をやったとき、お前はよく頑張ったなと励まされたような気分になり、とてつもなく感動しました。あの出来事は自分の音楽人生にとてもいい影響を及ぼしてくれました。

「人生は続いてく、通り過ぎる、まっすぐな道を蛇行しながら進んでく。」とても普遍的で誰でもわかっていることを言っている。けどこういう当たり前のことは、何かに苦労しながらも頑張ってる人が、苦労して頑張ってる分だけ、歌詞の内容に重みを感じるのではないでしょうか。それがこの曲の凄いところだと思います。曲が展開するにつれて少しずつ熱量が上がっていって、後半の開ける感じが本当に素晴らしい。特にコーラスと木村さんの後半部分から入るオルガンが反則だと思います。涙腺スイッチオンの瞬間です。
あと州さんのドラムのタイム感がホントに絶妙で心地よくて、素晴らしいです。バスドラの音が好きです。

この曲があれば、これから先もアナログフィッシュは大丈夫。続いていくでしょう。これはまさにみんなのうた。できるだけ多くの人に聞いてほしいし、聞かせてほしい。生きていく上でとても大切なことをたくさん言っているから。日本が誇る名曲だと思います。

菱谷 昌弘

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美しい歌詞。
全ての道を肯定し希望を見せてくれる。
さあ、なりたい自分になる勇気を持とうよ。

ホントに好い曲だ。

木村 ひさし

"Life Goes On" TOUR チケット本日発売 2010.02.27
"Life Goes On" TOURのチケットが本日一般発売となりました。
既にリハーサルに入り始め、更なる新曲も練りこみながらメンバー一同皆様とツアーでお会いできるのを楽しみにしております。是非に。

Analogfish 2010 "Life Goes On" TOUR

4/8(木)北海道:SAPPORO BESSIE HALL
OPEN 18:00 / START 19:00
問)SMASH EAST:011-261-5569

4/10(土)宮城:SENDAI PARK SQUARE
OPEN 18:00 / START 18:30
問)NORTH ROAD MUSIC:022-256-1000

4/15(木)福岡:DRUM SON
OPEN 18:30 / START 19:00
問)BEA:092-712-4221

4/17(土)大阪:SHINSAIBASHI CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
問)清水音泉:06-6357-3666

4/18(日)愛知:NAGOYA CLUB QUATTRO
OPEN 17:00 / START 18:00
問)JAIL HOUSE:052-936-6041

4/23(金)東京:SHIBUYA CLUB QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
問)HOT STUFF PROMOTION:03-5720-9999

全公演:前売\3、500(ドリンク別/整理番号付)
チケット発売日:2/27(土)

媒体露出関係 (Radio+Web) 2010.02.27
<ラジオ>
■3/1(月)TOKYO FM「Wonderful World」生ゲスト出演(18時台〜)
佐々木、斉藤の2名で渋谷スペイン坂スタジオ公開生放送に登場予定。
マップはこちら→http://www.tfm.co.jp/spain/index.php

<Web>
下記サイト右側バナーに斉藤州一郎が「メガネミュージシャン」として登場しております。
Zoff

アルバム『Life Goes On』セルフライナーノーツ
track#3 ハッピーエンド
2010.02.24
セルフライナーノーツ3回目は『ハッピーエンド』 です。
この曲は最初、この曲のAメロ(『君がメイク〜』の部分から『僕の心臓なのさ』の部分)を曲のサビとしてバンドに持っていったところ、晃に『サビとしては少し地味だ、この展開のままもっとキーの高い所を作ってみたら』という提案をもとに練っていったところ見事に化けた曲です。
そしてDメロ(『歌う時はいつも〜』から『君を浮かべながら』の部分)は州一郎がコード展開を考えてくれました。
レコーディングはビッツ君のドラム。フィルが僕の大好物。木村さんのピアノはこの曲のテーマともいえるフレーズを力強く弾いてくれてます。
この曲は渋谷を歩いていた時、都会の殺伐とした雑踏と自分の憂鬱とが混 ざり合って訳の分からん状態で歩いていた時、心許せる人を見つけて『花が咲いたみたいだ』と感じ、『この感触を歌にできないかな』と思って詞を書きました。
ボーカル録りはなんとハンドマイクで歌いました。マイクを固定してそれに向かって歌うというのが一般的ですが、この曲に関してはそれが窮屈に感じて、ハンドマイクで録音しました。
テイク的には今まで録音してきた曲の中で一番気に入っています。

佐々木 健太郎

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初めてこの曲を持ってきた時に、「Aメロしかまだないんだ」といって健太郎は歌いだしました。健太郎は全く違った展開のサビとBメロを考えているようでした。僕と州は「なるべくシンプルな展開で十分だと思う」と健太郎に言うと、何か言いたげな感じで考え込んでいました。でもそのうち今の形になってきました。ズンドコしたドラムは持ってきた当初からの健太郎の一番のこだわりです。ギターも健太郎がひいてる部分が多いです。そして何よりこの歌詞です。何回も書き直していました。今まで以上にあけすけで、今まで以上に(君)が見えてきます。物事を続けて行く中で、いろんな荷物が増えていつのまにか、右の物を左、上の物を下に動かしていくだけで何か新しい事をしたような気になりがちですが、健太郎は純粋になって行く事で新しい何かをしようとしてるんだと思います。

下岡 晃

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このあいだの京都磔磔でスタッフが健太郎のことを「ケンタウロス!」と呼んでいたのが頭に残っている。
馬の首から人間の上半身が出たギリシャ神話の怪物。もしくは半人半獣。
ピカソが好んで描いてたのは人間の頭が闘牛だったような気がする。
どれにしても確かに健太郎のパワーは馬力と表現した方がしっくりくる。

ケンタウロスの歌の魅力は素っ裸でも強いところだと思っていて、この曲はバンドアレンジであっても弾き語りであっても曲のイメージが崩れない凄さを持っているように思う。
でも、強引な曲ではなくコード感などはピアノマンが喜びそうな悩ましい理論派だったりする。

歌の良さは勿論のこと芸術家であるシンプルさを無意識に持ち合わせていて、アピールが上手な舞台人が多い中、それでも一度自分の中にぶつけてから発信する一手間を怠らない。
一見、声も大きく外にベクトルが向いているように思うけど、ベクトルは内に向いていてケンタウロス自身の心の壁にぶつけてから外に飛び出しているように思う。
内に向きながらも、溢れ出して外まで届く馬力はやっぱり脱帽してしまう。

1:19の「僕の心臓なのさ!」の裏で鳴るビッツくんの鼓動のようなバスドラムはドッキドキします。
いつもこのサビ前で歌を勢いづかせるためにビッツくんが渾身でキックを踏んでいたのを知っている。
僕も演奏し甲斐のある美しい曲です。

木村ひさし

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自分自身の内面を、こんなに真っ直ぐで、純粋で、情熱的に歌える人ってなかなかいないんではないでしょうか。君がいれば、これから幸せな出来事がたくさん訪れるよと、とにかくワクワクさせてくれる曲です。いや、健太郎さんの場合曲というより、「唄」って言ったほうが正しいような気がします。

初めてデモを聞かせてもらったとき、ドンドコ調のドラムがとても弾んでいて、人間味に溢れてて印象的でした。開けたコード感と相まって、僕はこの唄を聞くといつも清々しい気持ちになります。特に「だから今日も戦えるさ」っていう最後のほうの歌詞のくだりは、男らしさを感じるフレーズで、個人的にとても好きな歌詞です。よしいくぞという気分にさせてくれます。
そして木村さんのピアノもこの曲ではとても重要な要素になってると思います。主張し過ぎず、かといって控え目ではなく、大きな声で歌うフロントマンに素敵な花を添えてあげるような、そんなピアノです。このピアノで唄がさらに輝きを増しています。
こんな唄のように、自分もドキドキすることを忘れない、強い意志をもった人間でありつづけたいですね。

菱谷昌弘

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何年か前からある曲なんだけど、昔とは歌詞が全然変わっていて驚いた。
シンガー佐々木健太郎に歌わせる歌を、ソングライター佐々木健太郎が書き下ろしたような感じに出来上がった。すごいことだと思う。

ドラマ−としては昔ライブでやってた時のあまりの大変さにイヤになった。こんだけドンドコするのは人生初だったしコーラスもあるし。
今でもたまに腕がもつれて絡まるんじゃないかと思うときがある。
ビッツ君ナイスドンドコ。ウラで踏んでるハットにドキドキします。

斉藤 州一郎

媒体露出関係 (TV+Radio) 2010.02.24
<TV>
■SSTV「MONSTER ROCK」
2/24(水)21:00〜22:00
※リピートOA:2/28(日)23:00〜24:00
スタジオライブ+インタビュー

<ラジオ>
2/28(日)19:00〜22:00 
■FM802「SUPER J-HITS RADIO」
3/10(水)19:00〜21:00
■FM802「BEAT EXPO」<スタジオライブ有>

<ラジオコメント出演>
2/27(土)19:00〜22:00
■FM802「Pop’n Nuggets」
3/5(金)深夜3:00〜6:00
■FM802「WEEKEND TROUPER」

アルバム『Life Goes On』セルフライナーノーツ
track#2 Light Bright
2010.02.17
さてさて、二回目の今回はLight Brightについてです。
タイトルはそのまま。光り輝くという日本語を直訳しました。
一昨年の冬に州一郎が脱退する直前のリハで空き時間に原型が出てきました。
僕は歌詞とメロディー同時か詩先で曲を作る事が多く、その時もピピッときたのでみんなに最小限のイメージを伝えて何となく合わせてみたのでした。そしてその瞬間にある種の手応えを感じました。テーマはそれ自体全く新しいものではなく、今まで何回も歌ったり歌おうとしてきたものです。古くからはバタフライとか。ここ何年と(何十年?)感じ続けているある種の違和感や息苦しさようなものについてです。リアルと呼ばれるフィクションのような現実に良く似た世界(世界観)やネットやグローバリズム(それ自体は素晴らしい)の大きなうねりの中で結局選ぶ事もまともに考える事も難しい毎日に僕は上手く順応できていません。そしてあまり未来に対して楽観的にもなれません。が、僕がいつも思うのはそれでも僕の周りにいる人達(友達や家族やメンバーなどなど)は相変わらず素敵だと言う事。そして僕と同じように何か満たされていない。だから考える事はつきないし、だから何かが変わって行くだろうと他人事でなく思っています。なにが正しいとか間違ってるとかじゃなく、子供の頃の疑問の答えを探せばいいんじゃないかと。

この曲のコーラスやサウンドの大枠は、部屋でつくりました。それをビッツ君、木村さんの4人で練りながら完成させました。一番好きな後奏は、ビッツ君があのリズムを発見した事で生まれました。それはバンド冥利につきる最高な瞬間でした。
イエーイ。

下岡 晃

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なだからな坂を下りながら
緩やかに終わってしまう
誰かがとまるのを待ちながら   誰もがとまれずに

民主主義や資本主義を象徴するかのようなあの二本のビルが崩れてしまったあの日から、全ての価値や意味がひっくり返ってしまったこの世界のムードをこんなに簡単な言葉で、それでいて的確に描ける彼の才能は、日本語のロックというものが誕生してからこっち、かなり稀有な存在なんじゃないかと僕は密かに思っているんですが、 そんな彼の魔法のようなフレーズが沢山ちりばめられた曲だと思います。というか彼の曲は全部そうです。

身内の事をほめちぎるのもなかなか気持ち悪いですが、それはこれを書いている僕の後ろに彼が仁王立ちでにらんでいるからです嘘です。

最後のコーラスは是非皆さんに歌っていただきたいです。

この曲はビッツ君、木村さんとの4人体制の時に完成しました。
後半の悩ましいコード展開なんかは木村さん編曲だったりします。

ビッツ君のドラムも緻密かつ豪快。 バカスカ叩いてます。

佐々木 健太郎

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この曲は僕が聞く数多ある曲の中で一番のヘビーローテーションミュージックです。僕のiTunesで再生回数見たら、この曲だけずば抜けて再生されてました。

人生っていいこともあれば悪いこともあるけど、いいことよりむしろ悪いことだらけで、絶望してしまうこともある。そんな時人間って何で生きてんだろうと思ってしまうことがある。だけどそれでもあなたは前に進むしかない、未来を決めるのは自分自身なんですよ、ということを改めて教えてくれる前向きな曲です。

この曲が持ってる魔法はラスト5分10秒からのコーラスのアプローチ。これがもう最高!この曲はこの部分に行き着くまでのために聞いていると言っても過言ではないでしょう。意識が全て解放される感覚がとても好きです。横文字で言うなれば、「カタルシス・ディスチャージ」 ですね。

曲自体は以前からありましたがアレンジは4人のときにしたもので、この展開が生まれたときは意識が飛びそうなくらいに良くて、思わず「危ない」と自然に言葉がでてしまったことを憶えています。

色にたとえるなら、「白」ってイメージ。色がなくなるくらいの眩しい光で頭の中が真っ白になって、意識が遠退いていくみたいな印象を受けます。

そんなわけで、僕にとってこの曲は、良い意味で「危ない」曲です。

菱谷昌弘

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2年くらい前僕が大変だった時のライブリハの合間に、晃と健太郎がこの曲の原型をギターとベースで歌っていたのを思い出しました。
その場で始まったセッションに参加したいのに出来ない悔しい気持ちもあった。けど、ビッツ君の参加したこの音源は僕のイメージを遥かに上回って最高のトラックにしてくれた。すげーいい。

仮歌の状態で最高だと思って聴いていたから、最後のボーカル録りのとき晃が歌詞を変えようかなと言っていて反対した。このワードでこのリズムになったんだから変えたらおかしなことになると思って。自分は演奏してないのにねえ(笑)
思い入れの強い曲です。

斉藤 州一郎

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晃くんの「NOW」のライナーノーツにもあるようにこの「Light Bright」にもリフレインと言うかループされたもの が隠れているんです。
この曲の最初の音、8小節でくり返されるギターのリフは、この曲が終わるまでずっとくり返すことができます。
アレンジ面で音を消してある部分はありますが、このギターリフは、イントロや1番2番のAメロとサビ、そして「硬く目を閉じて〜」の大サビ、最後のサビとエンディング、この全てにギターリフは当てはまるようにできてます。

リフを活かすためにイントロやAメロは健太郎はEしか弾いてません。
サビになるとEとAを使ってそのリフの展開を少し広げ、サビらしくポップな動きをします。
そして大サビはB→C♯→D→Eと展開してそのリフが持つ目一杯の変化をつけます。
これだけベースが動いたとしてもギターリフを保ち続けることができます。
最後のサビとエンディングに関しても目一杯心地良いベースの位置を探し終わりに近づけます。
この物語の間中、ずっと8小節のリフは当てはまります。

数学的な見方かもしれないですが、これだけ物語が展開する中でずっと同じことをして変わらない登場人物がいることに僕はニヤリとさせてもらいます。
その変わらない登場人物が晃くんだったりするのかもしれません。
そう言う意味では、この曲の健太郎のお膳立てはもの凄く美しい。

晃くんが衛星の月で、健太郎が惑星の地球で、
健太郎の周りをくるくると回る晃くん、
でも、ちゃんと健太郎は太陽の周りを晃くんを連れて回っている。

例えば、
病で床につく正岡 子規に世界や四季を見せてやろうと、
正岡子規が動かずとも床から見える庭に
季節の花やたくさんの植物を植え細かに手入をして、
俳句や短歌の手助けをした妹の正岡 律、
動けない兄の晃と兄の世話をする妹、健太郎。
そんな関係にも似てるように思う。
ちょっと、大げさだね。(笑)

普段の関係性じゃないですよ。
この曲のギターとベースの関係性の話です。

もしイントロのギターリフを耳コピできるのなら、
それをこの曲の最後までベースに惑わされずに
8小節でくり返して弾いてみてください。
もしくは歌ってみてください、ちゃんと立証されます。

木村ひさし

媒体露出関係 (WEB) 2010.02.11
下記サイトにてインタビューが掲載されております。
bounce.com
OTOTOY

アルバム『Life Goes On』セルフライナーノーツ
track#1 NOW
2010.02.10
まず始めに

鍵盤の木村さん、ドラムのビッツ君、スタッフのみんなといつも僕らを応援してくれるファンの皆さん、誰一人欠けてもこの作品を作る事はできませんでした、感謝しています本当にありがとうございます。

さて、今日から10回にわけてお送りするセルフライナーノーツですが、曲順通りに進んでいくので、今回は1曲目の「NOW」です。

僕が初めて「今を生きる」という言葉を聞いたのはいつだったかもう思い出せないんだけど、多分小学生とかその辺だったと思います。何かにつけてよく使われる言葉でもありますよね。でも聞く度に印象や届く意味が違う。ダサイなって思ったり、暑苦しいなって思ったり、そうありたいなっておもったり、そんなの無理って思ったり。

話は変わりますが、僕はリフレインが好きです。アナログフィッシュのリスナーの方は「何を今さら」って思うと思うけど。ガムを噛むように噛み続ける事で噛む度に表情が、意味が、その時々の自分の気持ちの有り様に合わせて変わって行くような言葉をいつも探しています。

そして、何十回目か、何百回目かに「今を生きる」と出会った時に「二度と無い今日、戻らない昨日」が降ってきました。まぁこうして見るとなんて事ないフレーズですが。曲はなるべくそのリフレインが肯定的に、それでいて嘘くさくなくちょっとした毎日に横たわる寂しさも含めて表現できればと思いました。

ドラムはビッツ君です。ひたむきな感じ。

この曲は最近のアナログフィッシュのライブのSEになっています。その瞬間をその場にいる人たちと最高に楽しめたらいいなぁとおもってそうしています。

下岡 晃

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『二度と無い今日、戻らない昨日』

にも関わらず飛び出す意気地もなく素直にもなれず絶えず誰かを妬んだり煮え切らない今日を過ごしたりしている僕である。

最近アナログフィッシュのライブでは必ず一曲目でやっています。
二度と無い今この瞬間にそこにいるみんなと最高の時間を刻みつけたい。

この曲をやるときはいつだってそういう気持ちで演奏しています。
それこそが僕にとって一番大事な事なんです。

あなたももし一緒の気持ちだったら是非大きな声で歌って欲しい。
『Life Goes On』はこの曲で幕を開けます。
このアルバムの曲達があなたの生活を彩りますように。

ようこそ。楽しんでってください。

佐々木健太郎

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『二度とない今日 戻らない昨日』

こういうことは言い回しは違えど一日一回は誰でも考えるんじゃないかと思う。
誰かに言われるんじゃなくて、テレビや映画や文章や音楽などから自分が感じてその瞬間に景色が変わっちゃうような。
晃はこういう言葉を見つけてくるのが上手です。
ただ最後の合唱は団体が迫ってくる感じがして怖いです。
好きだけど。

そしてビッツ君のドラムは僕に新しいアプローチを教えてくれた。キックの位置がいい意味でありえない。

斉藤 州一郎

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アナログフィッシュmeetsミニマル!シンプルかつ深い曲です。
た くさんの言葉を組み合わせて並べるのではなく、言いたいことを一つに絞ることで、異様な存在感を放ってます。「二度とない今日 戻らない昨日」 が頭の中で膨らんで、だんだんと形や色を変えて目の前に現れてきます。 そして「今」は「瞬間」の連続で成り立っているということを強く頭に焼き付ける曲だと思います。

菱谷昌弘

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石ころを蹴りながら下校する少年がつぶやき出した何気ない言葉が、ループを続ける中で少しずつ実感に変わって行くような曲です。

蹴りはじめた石ころとつぶやき出した言葉は、然程 大きな意味を持たないけど、少しずつ情景や時間がリンクして行くが、その少年は時代の流れには気付いていない。
逆を返せば、少年こそが「今」に気付いていて、少年以外の世間は未来のために動こうとしている。
でも少年は「今」をとにかく連続させていて それが過去と未来を繋げて行く。

こんな感じで、めまぐるしく変わって行く時代を背景に少年が石ころを蹴飛ばしながら下校する様子を思い浮かべて聴いてもらえれば、2分50秒からのFメジャーのキーに転調したコード感はこれからの未来と今までの過去を一気に「今」に引き寄せたような感覚にさせてくれると思います。
いわゆる三次元ではなく少年を中心に四次元に変わった瞬間のイメージ。

少年は水路に落ちた石ころを また拾い上げてはドリブルをしながら下校する。
もちろん夢や希望はランドセルの中に詰まっているけど、むやみに誰かに見せるわけにはいかない。
どんなに時代や情景が変わっても自分と自分を取り巻く時間は「今」にしか存在しない。

と、正式メンバーのイメージをかるく飛び越える妄想をもって演奏しています。
ビッツくんのドラムはThe MillenniumのPrelude(1968)の匂いがしていて良い匂いだと思います。
僕が弾いたのはオルガンフレーズだけで、あとのシンセの音は晃くんがプログラムしてます。
良き出囃子だ!

木村ひさし